アニクラはじめました

読む ANIMARKE SYSTEM

9日目

色々とハードウェアのシンセを買ってて、わかりやすい機材とかオススメとか多少なりとメモ程度に書こうと思います。そのうちちゃんとまとめられるといいと思います。

 

・とにかくわかりにくいハードウェア

ELEKTRONの機材。特にOCTATRACKはわかりにくいです。僕も痛い目にあいました。ELEKTRONの機材はとにかく多機能でいろんなことができます。そしてコンパクトでシンプルです。それが、いざ操作するとなると、全てが「わかりにくい」につながるのです。でも、それをまとめる思想みたいなのは至極シンプルっぽいので、一度、腑に落ちるとすごく納得できるんじゃないかなって思います。

 

・とにかくわかりやすいハードウェア

monologueはわかりやすいです。キーボードを押せば音がすぐ出ます。音がすぐ出るって言うのは、触ってるうちになんとなくわかる部分も多くなります。

そしてつまみが多いです。それも、音作りに関するつまみが多く、それもシンセサイザーの音作りの順番に則って、配置されてます。音の仕組みを理解しながら、音が作り込めます。そう言う意味ではMINITAURもわかりやすいです。でも、キーボードがついていないのですぐに音が出ません。

 

・わかりにくいハードウェア

イオニアのTORAIZ AS-1は、ライブで音をいじることの楽しみを前面に押しています。つまみが少なく、効果がわかりやすいものに絞られています。反面、 音作りを一からしようとすると、ほとんどのパラメーターが影に隠れているので、非常にしにくくなります。あと設定の仕方とかそういう細かいところの作り込みが使いにくい気がします。

 

・わかりやすいハードウェア

waldorfのpluse2は、一見とっつきにくそうなんですが、わかる人にはすぐわかると言う感じの機材です。シンセの音作りの仕組みに沿ったつまみの配置なのです。お値段もそこそこで、かなりの音の幅があるので、素敵です。ただ、こんなにクセのない綺麗な音が欲しいなら、ソフトシンセでいいんじゃない?という意見もあります。もっともです。

analog RYTMはELEKTRONの機材の中ではわかりやすいと思います。叩くと音が出るし、わかりやすいELEKTRONのシーケンサーを組み合わせると、簡単に組めるからです。ただ、それ以外の機能も山盛りになってるので、「とりあえず気軽に楽しめる。奥も深い」というベストな機材の一つだと思います。サンプラーにもなりますし。

 

今日のまとめ

まとまりませんでした。

8日目

ここ3ヶ月くらいかな?

ヴェポライザーを使っています。

ヴェポライザーというのは、加熱式タバコの機械です。

iCOSみたいなもんですが、カートリッジ専用機ではなくて乾燥した刻んだ葉っぱならなんでも加熱して、その煙を楽しめます。

乾燥した刻んだ葉っぱならなんでもいいので、本来の目的とは違うそうですが、手巻きタバコ用の刻みタバコ(シャグ)を入れて吸ってもいいわけです。

ヴェポライザーにはたくさん種類があって、五千円くらいで買えるのもあれば3万円超えるような高級機種もあります。

「どこが違うの?」と専門店の人に聞いたら、「そんなことを聞くような人は買っても意味がないから一番安いのを買いなさい」と言われました。なるほどと思いましたが、今、冷静になってムカついています。

中に入れる葉っぱによっても、葉っぱの詰め方によっても、機種によっても、そして温度設定によっても、味も煙の量も変わります。

その味ですが、iCOSに傾向は近いですが、やっぱり違います。

煙の量はとても少ないです。少なすぎるので、リキッドベイプのリキッドを少し足す人もいます。そうすると煙が出ます。僕も少し試しましたが、今はしていません。

シャグは、バニラフレイバーなどの甘い系統が「美味しい」と思う人が多いようです。アメリカンスピリッツ等の乾いた味は「辛い」と思う人が多いようです。メンソールも人気があるそうです。

僕は、スタンレーのバニラに、スタンレーのミントを少し混ぜるのが好きです。

手巻きのシャグ30グラム買うと、かなーり持ちます。一回につき数時間もiCOSや普通の紙巻よりもかなり長く、葉っぱの消費量も少なめです。

後片付けも灰が出ないので簡単です。ただ、iCOSと違い、葉っぱが散らばるので、汚らしい印象になるかもしれません。

充電は、パソコンからUSBケーブルを通して行うのが一般的です。

タールは出ないということで健康にいいと言うことですが、ニコチンを純粋に摂取している感があり、ニコチン中毒養成マシーンといった感があるかもしれません。

僕はクラブでしかタバコは吸わないのですが、今は毎日吸うようになりました。

それでも、日々のタバコ代は下がっています。ヴェポライザー本体の減価償却を考えると、微妙かもしれません。iCOSと同様、加熱式タバコは壊れやすい傾向にあるようです。仕方ありません。本来の用途とは違うのですから。

ただ、加熱式タバコに慣れると、普通の紙巻タバコには戻れません。匂いが強く感じられます。

 

オススメのヴェポライザーはこれです。

http://www.temakiya.jp/158_1087.html

 

本来は大麻吸引用です。

7日目

イケアに行って来ました。

ついに名古屋地方にもイケアができたのです。

名古屋のイケアって、都市伝説だと思っていましたよ。

 

レコードがちょうど入る高さの棚とか、DJしやすい高さに変えられる机とか、そう言うのがたくさんあって、夢が広がりングでしたが、激安電源タップを買って帰って来ました。いつの日か、イケアでレコードの入るDJブースとかDTM机とか作りたいですね。

今のは、拾って来た棚とカラーボックスを骨組みに2×4材とかで自作した机を使っています。まぁ、それなりに使いやすいんですけどね。

あ、DJブース、パソコンのキーボードの高さ、モニターの高さはちゃんと自分に合わせた方がいいです。高さがあっていないと、肩こりになりやすい人はガッツリ壊します。僕は手首をバッチリ壊しましたので、高さをちゃんとあわせました。体が一番。

6日目

エウレカセブンアマゾンプライムで見ています。レンタルDVDのように借りてこなくてもいいし、DVDディスク替えなくてもいいし、返しに行かなくてもいいし、アマゾンファイアータブレットで見ると部屋のどこでも見れるので、アニメをながら見するには最高です。

アマゾンプライム最高!

と、またアマゾンプライムの話になりそうでした。

エウレカセブンです。

エウレカセブンって、内容はこの際、端折るんですが、主人公がひょんなことからゲッコーステイツっていう秘密組織の一員になる話なんですが、このゲッコーステイツがもう秘密組織すぎて、もう何もかも秘密なんです。そして、その秘密組織の首領が最高に秘密主義者で、肝心なことはなに一つ喋らないと言う秘密っぶり。

その秘密主義のおかげで、起こる事件のほとんどが、「それ、早く言ってよ!」のオンパレード。よくこんな組織にみんな所属してるなって思うんですが、そもそも目的が秘密であっても気にせず組織に入っちゃうような人たちばかりで構成されているので、誰も気にしません。

気にしてる主人公と観客だけが、ひたすら「早く言ってよ!」とイライラするという話の構造になっています。

結局、それらの秘密は組織のナンバー2から、およそ20秒で説明されてしまうのですが、その時の附の落ちようと言ったら、もう自由落下速度を優に超えるスピードで、思わずスッキリしてしまいます。

そこからの展開は、blood Cの最終回もかくやのスピード展開なので、世界名作劇場小公女セーラの最終回にカタルシスを覚えた系の人は見てください。

 

さて、エウレカセブンも、エヴァンゲリオンの後に作られたアニメでして、「あー、こういう勿体ぶったアニメ多かったよなー」という既視感に襲われます。当時は、思わせぶりだったけど、終わってみると大したことは何にもなかったなーとか、驚きのビックリドッキリメカで超展開!とかいう話が結構多くて、時代を感じさせます。

例えば、粒子物理学を引用して「宇宙の目」に干渉することによって、宇宙を意のままに操るのだ!とか悪の科学者が言ったら、本当に宇宙のど真ん中に大きな眼球が出てきたりすると、もうツッコミが追いつきません。後出しジャンケンというか、石と紙とハサミの戦いにいきなり4号戦車が出てくるようなもんです。

今のオタクコンテンツ的には、さすがにエヴァンゲリオンのような設定後出しじゃんけん祭りみたいな話は少なく、例えば「ジョジョの奇妙な冒険」や「ハンターハンター」「Re:ゼロから始める異世界生活」「ノーゲームノーライフ」や「デッドオアアライブ」みたいに、世界の常識を共有したところで「さぁ、一緒に考えよう!」という一見フェアな構造のストーリーテリングが流行りのような気がします。

こうして列挙して見ると、内容的にもゲームを意識したものが多く、さらにはループ構造を内包したものまであるので、こういうのもゲーム的なリアリズムと言ってもいいんじゃないかな?とか思ってしまいます。知りませんが。

ところで、ヒロインのエウレカって作画が良い以外はあまり魅力がある演出をされていないキャラなので、今見ると不安になるのですが、大丈夫でしょうか。

というか、今の過剰なキャラ描写に慣れちゃってるのかもしれませんね。

今、古いガンダム見たら、シャクティ・カリンやカテジナ・ルースさん、ルー・ルカニナ・パープルトンにヒロインとしての魅力は感じないかもしれません。

オタクの業を感じますね。

 

 

 

5日目

クラブでかかる音楽、ダンスミュージックは「ループ音楽」というそうです。

あんまり聞きなれない言葉なんですが、なんかちょっとした音楽理論の本に、そう書いてありました。

クラシックとかダイナミックレンジがすごく広いです。FMラジオでクラシックとか聞いてると、「あれ?なにも聞こえない?」とボリュームあげるとびっくりするほど大きな音が鳴って、あわてて音量を下げるなんて経験あると思います。小さな音と大きな音の差が大きいんです。これを「ダイナミックレンジは広い」とか言うとかっこよくないですか?

JPOPとかロックとかアニソンとか、とにかくそういうのって、ダイナミックレンジが狭いです。大体最初から終わりまで音量がそこまで変わらない。ずっと大きな音が続く。

謡曲は全部サビ

そんな風に言う人もいます。ようは、クラシックと比べると、歌謡曲は最初から最後までクライマックスってことですね。

 

で、クラブミュージック。

クラブミュージックはループ音楽です。

おんなじことの繰り返しです。

その繰り返しの中で、ちょっとづつ変化していきます。

まぁ、黎明期のクラブミュージックを作るための機材があまりにもプアだから、そりゃ繰り返しにもなるし、ちょっとづつしか変わらないってもんです(機材がリッチになり、DAWになっても、未だに64ステップ4小節単位で展開が変わるもんね)。

そのちょっとした変化に「おおお」ってなります。なにが「おおお」なのか、よくわかりませんが。でも、「おおお」ってなるんですね。

でも、このクラブミュージックは、基本ループ、同じことの繰り返し、ちょっとの変化で「おおお」ってなるってことは、他の音楽と比べる時、全ての基本になると思います。

これを繰り返される日常と比べたり、ゲーム的リアリズムとか引っ張って来ると香ばしいのが書けそうですけど、しません。

ライヒのドラミングとか、ミニマルミュージックと比べると面白そうですけど、それもできません。

さて、なんせ、繰り返しですから、展開がゆっくりです。クラブミュージックはDJのために基本作られているので、他の曲へと繋ぐこと前提で作られているのですが、展開がゆっくりってこととあわせて考えると、イントロだけの曲とか、サビだけの曲とか、アウトロだけの曲とかあるんじゃねーの?となるわけです。

たぶん、こういうのを感じてDJすると、「すごい!DJプレイ通して一つの曲のようだった!」とか言われるようになるんだと思う。

僕はできませんけど。

 

ちなみに、ブレイクって、多分、そのゆっくりとした展開を早めるために時間の進み方を折りたたんで早回しにしましたよ っていう合図なのかなと思います。ブレイク考えた人天才ですね。理に適っています(単に機材のループ機能だとか言わない)。

 

というわけで、ここで話題を変えますけど、アニソンは明らかに1曲に構成がある歌謡曲なので、クラブミュージック的な公式は通用しないのは明らかで、「違うやり方」が求められるのも当たり前ですね。

もちろん、楽しみ方もクラブとは「違う」わけです。

これはいい悪いではなく。

 

あ、逆にクラブミュージックでも1曲の中にイントロサビアウトロみたいな展開があるダンスミュージックは、つなぎがアニソンDJみたいになるのかな?って思います。

 

 

※上に書かれていることは何の裏付けもなく、僕の感覚的な感じで書かれています。信用しないように。

 

 

 

 

 

 

 

4日目

f:id:k_kinono:20171014000003j:plain

NOMINEが名古屋に来て、ワークショップとDJをしてくれました。

NOMINEのワークショップは90分とは思えない密度の濃さでした。なんてことのないプリセットのキックを並べるところから、これぞ、NOMINEサウンドがわかりやすい理論に基づいて、どんどん出来上がっていく様を、目の当たりにして、とりあえず、驚くことしか来ませんでした。

ワークショップ自体、驚きに満ちた1つのプレイでした。

そのプレイを、ノートに書き記しながら、あるいはパソコンを広げながら、食い入るように真剣に耳を傾けるフロアという風景も、新鮮でヴァイブス溢れる光景でした。

いつもそうなんですが、このイベントに関しては、ほんとに様々な人たちが協力してくれて、いいイベントにしようと動いてくれました。

本当にありがとうございました。

名古屋でないと出来ないイベントだったと、胸を張って言えます。

そして、たくさんの人から、よかったよと声をかけていただきました。

 

でも、このイベント、大成功だった!とはまだ、僕は言いません。

あの場にいた人がNOMINEの伝えてくれた技術や思想を受け取って、自分のものにして、自分の表現となって出て来た時に、それがあの場にいなかった人にまで伝わって行った時に、はじめて大成功だったと言えると思うんです。

「自分のものにして」です。

サンプリングそのままじゃダメだって、NOMINEも言ってましたよね。

そんな種が一人でも、1つでも、名古屋にまかれてるといいな。と願っています。

昨日、あのフロアにいた人が一人でも多く、DAWを立ち上げてるといいなと思っています。

 

あ、もちろん、僕も含めて。

 

 

でも、今日は寝かせて……お願い……

 

3日目

作法って大事ではないでしょうか。

こう来たらこう

ああ来たらこう

そう言う技術体系の積み重ねが作法というやつです。

全てのことは突然起こります。

「ああ、そろそろ来るな」と前兆を感じてはいても、「その時」はやはり突然来ます。

その突然に、とっさに対応するための知恵の蓄積が「作法」です。

ある日来る「突然」に、その突然さゆえに思考を奪われてしまった時、体を動かすのは「作法」です。

みなさんも、いつか来る「突然」のために「作法」を身につけましょう。

 

今日、提案したいのは、現代に必要とされる作法

ツイッターでブロックされた時の作法」

です。

 

 

ツイッターをしていて、突然、「あれ? あの人最近TLで見ないな?」なんてことになります。

あるいは、他の人の公式RTで「このツイートは見れません」とか表示される。

 

あれ? おかしいな

 

クライアントを変えたり、サブアカウントに移行したりして、原因を追求します。そして、「突然」あなたはブロックされたことを知ります。

 

まずは深呼吸しましょう。

一般生活に例えると、会社の同僚にいきなり殴られたようなもんです。

カッとなるのも当然ですが、まずは落ち着きましょう。

なんせ、あなたが起こすとっさの行動をみんなが見ています。SNSですから。そのことを意識してまずは落ち着きましょう。

 

次に相手との関係性を検証しましょう。

リアルで会ったことがあるかないか

今後会う可能性はないか

SNS上で利害関係はあるか。

他の人からはどのような関係で見られているか。

様々な角度から検証しましょう。

次に、相手との関係の修復の可能性。

もしかすると誤解か何かかもしれません。

 

次に、なぜ「ブロック」なのかを考えましょう。

ミュートでもいいはずです。

ミュートなら、ほぼ相手に知られることはありません。相手に知られないまま、相手を完全に無視しシカトし自分の世界から消すことができるのです。

リプライやDMでもいいはずです。

リプライなら他の人にも見られる公開の状態で、DMなら他の人には見られず非公開の状態で、相手に不快感を伝えることができます。

なぜブロックなのか。

ブロックとは、

1)あなたの言葉が相手にとって「消したいもの」であり、

2)あなたは、会話をしたくない相手であり、

2)なおかつ、「消したこと」「会話をしないこと」を相手に伝える行為

です。

そして、なぜ相手がその行為に至ったのか。相手の立場になって考えましょう。必ず理由があるはずです。

 

落ち着きましたか?

相手との関係性を、過去現在未来に渡って考えましたか?

相手の立場になって考えましたか?

 

それでは、

全力で殴り返しましょう。

 

対話の可能性なんてどうせゼロです。

何を言っても届きません。

対話の可能性のない相手に、言葉しかない世界で何ができるって言うんですか。

 

言葉で殴りましょう。

ただし、言葉は相手には直接は届きません。

これはフォロワーに見せるための喧嘩です。

華麗に、フォームの美しいストレートでカウンターを決めましょう。

 

まれに、RTなどで相手にうっかり届く時があります。ブロックしてから、相手のことを見に来る人とか結構いるみたいです。そのことも少しだけ意識してもいいかもしれません。なんらかの抑止力をチラつかせるのもいいかもしれませんね。こちらから見えないのをいいことに色々言ってるかもしれませんから、それを抑止することができるかもしれません。

 

SNSなので、全ては多くの人に見られています。

そのことを意識して、しつこくない程度に、できるだけ重い一撃をさくっと撃ちましょう。

 

そして、なにごともなかったかのように、いつものツイートに戻りましょう。

 

しつこいのは粋ではありません。