アニクラはじめました

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リア二に半日だけ参加した僕がリア二の感想を語るというそれでも馬のションベンくらいの価値しかないブログ

2017年7月1日・東京都議会選挙の前日。東京はお台場潮風公園でリア二10が開催されたので、遊びに行ってきました。

 僕は、過去のリア二に行ったこともないし、今回のリア二10も2DAYSのうちの1日目のみ、しかも途中参加!!なので、リア二が「本当は」どんなイベントだったのかを語る術は依然として少ない。非常に少ない。

 

とはいえ、リア二10は最高でした!!!!!

潮風公園、大正解!!!

もう最高!

野外という開放感!!

広大なフリースペース!!

1日目は雨混じりという野外ならではの悪環境だったかもだけど、、参加者の皆さんはそれすら楽しんでいたと思う。

僕はといえば、現地に着くなり設置したキャンプ用の椅子に体を沈み込ませ、サンダル脱いで、リラックスモードで、氷ごと水筒に入れたモヒートを飲みながら、サイレントステージのDJをイヤホンで聞きながら、もうここがホームだとばかりに、うとうとしていた。目当てのDJに大騒ぎし、サプライズに歓声をあげ、会場を所狭しと走り回る後藤王様さんと乾杯し、夕日を見ながらエモい話をしたりした。

そもそも、昼間っから飲むビールやおいしい食事(僕が食べたサンドイッチやエジプト料理はどれも納得価格で美味しかったし、ビールも500円、モヒートも500円ってすごく良心的だと思う)だけでも満足なのに、好きな音楽が常にかかり、馴染みの仲間と心置きなく喋ったり、SNSでしか知らないような意外な人や憧れのDJとお会いできたり……と、普段のクラブでは味わえない醍醐味と開放感がそこにはあった。これは、もうあの季節の、あの潮風公園でしか味わえない良さだったろうし、それを生かしきったリア二は大勝利だし、本当に「粋」だと思う。

僕は参加しなかったけど、2日目は、それはそれは暑かったろうとは思うが、天候にも恵まれたし、夕日や虹などが織りなす自然のエモさも味方して、野外って最高!!!って感じになったと思う。

 

リア二、最高!!!!!

 

これは強く言っておきたい。

 

こんなイベントはリア二だけ!!

他にはないと思います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

参加する以前から、リアニメーションというイベントが、この10回目という記念すべき回に、「変わる」という確信に近い予感はあった。

なぜなら場所が変わったからだ。

リア二は、中野や新宿などの今までの場所とそのアドバンテージを捨てて、次を目指して、より広い場所を求めた。

 

僕は、DJイベントは「場所(ハコ)」と「出演者」で大きく変わると思っていて、その次の要素として、コンセプトだとかのオーガナイザーの手腕が来ると思っている。

「場所(ハコ)」の影響は極めて大きい。

例えば、過去にあったイベントを再現しようと試みるとわかりやすいと思う。

「出演者」はブッキングできれば、同じメンバーを揃えることができる。その上で、「あの時のようなプレイで」とお願いすることもできる。再現可能性が高い。

コンセプトはパクることが可能だし、オーガナイザーが違っていても、大多数の参加者はそこまでは気にしないと思う(いや、本当はオリジナルのコンセプトにはオーラが宿り、参加者はオーガナイザーをこそ信頼していると思いたいが)。

だが、「場所(ハコ)」は、その「場所(ハコ)」でないと再現がむつかしい。まず、スピーカーやアンプなどの機材、箱の形状、立地条件による集客の影響、その場所(ハコ)が持つ過去の歴史やそれから生ずる「意味」……それら全てを、他の場所に再現することは不可能だ。

つまりは、その場所でやるということは、望む望まないとにかかわらず、その場所の「音」でやるということであり、「歴史」や「意味」を背負うってことなのだ。

これは、野外イベントであっても変わらないと思う。

確かに、野外の場合、機材は持ち込みで行うので、スピーカーやアンプの組み合わせを他の場所で再現することは可能だろう。しかし、その空間やその空間を取り巻く環境は、やはり「場所」特有のものとなって来るため、同じ機材でも「音」は変わってきてしまう(ビルの谷間と、草原や海辺でやるのでは、音が変わってしまうというのは簡単に想像できるだろう)。ましてや、野外の場合、どうしても外部の目に触れる機会が飛躍的に多くなってしまうため「歴史」や「意味」がクラブでやるより外部から流れ込んできてしまう。ましてや、東京は地名が持つイメージがとても強いように思うので、そういう意味での要素も強くなると思う(例えば、アニクラを下北沢に作るのはなんか違うとかそういう感じ。よそ者なのでよくわからないんですが)。

……前説が長くなってしまいました。

そんな理由から、「場所」が変わる以上、リア二は変わる……変わらざるを得ない。

そう確信していた。

では、どう変わるのか。

それは 肩書きにもすでに現れていた。

リア二10以前には、中野や新宿など、その土地土地と関係を築いてきたリア二は自らを「超都市型野外音楽パーティー」と称してきた。

だが「潮風公園」は、少なくとも「超都市型」ではない。

そして、実際にリア二10は「都市型野外DJイベント」へと肩書きを変化しています(公式HPより)。

 

「超都市型」野外音楽パーティーから「都市型」野外DJイベントへ。

 

小さな変化のように見えますが、リアニにどういう変化をもたらすのでしょうか(って書いてて、音楽パーティーからDJイベントへの変化の方が気になってきましたが、ここでは割愛します)。これが僕の関心ごとの一つでした。

 

結果として、リア二は変わったと思います。

 

ここで、もう一度念を押しておきますが、僕はリア二に行ったのはこれが初めてです。だから、このブログはあくまで僕個人の感想以上でも以下でもなく、価値としては馬のションベン以下なのです。

 

まず、音が大きくなりました。

前回に比べ、大きくなってるはずです。

特にメインは、音が大きくなっていると思います。

低音もズンドコ鳴っているはずです。

付近住民が少なく、しかも許可を受けた公園で行う野外イベントなんです。都市の真ん中でやるより、音量の制約が少なくなったであろうことは想像に難くありません。

これは、音を最大の売りとするDJイベントとしては、文句なく良いことでしょう。

 

そして、もう一つ。

都市から離れた結果、「外部」との関係は以前より希薄になったと思います。

「外部」とは望んで「会場」に来た以外の人たち。例えば、そこに住む人や、偶然通りがかった人、そこを職場にしている人、そういう人たちのことです。アニクラ界隈以外の人たち、と言ってもいいでしょう。

リア二10は、会場全体を囲うフェンスはなく、外から自由にアクセスできるので、そういう意味ではかなり深いところまで外部の人が紛れ込む余地はあります。それでも、立地上、そもそも偶然通りかかる人が少なく、そこに元から住んでいる人も少ないわけで、結果として、外部からの目を気にしなくてもいい環境に、リア二10はあったと言えるでしょう。

この環境の変化に一番晒されるのは、実は「運営」「スタッフ」ではないでしょうか。

今までのリア二では、付近住民など「外部」が持ち込んでくる「規律」を、調整するという位置づけが「運営」という存在だったわけです。

ところが、リア二10からは、外部の目が感じられなくなったことで、外部という存在が希薄に感じられるようになったことで(外部がなくなったわけではない)、「規律」を持ち込む存在が「運営」だと位置づけられてしまうことが多々あったのではないか?と想像するわけです。

つまり、運営が「あちら側」と、参加者が感じることが多く鳴ってしまったのではないか?ということです。

 

幸い、僕が観測する範囲では、運営の不備を表立って糾弾するようなツイートや現場は見かけませんでしたし、リア二というみんなのイベントを運営の人たちは一生懸命に作ってくれていたと思います。

そして、そもそもリア二の運営がいわゆる「運営」ではなくボランティアで構成されており、紛れもない「こちら側」であることを僕は知っています。多くの参加者もそうだと思います。

ただ、「場所」が変わったことにより、結果として、それらボランティアの方々が、より厳しい目で見られてしまう(つまりは、俗に言う「運営」として。あるいは、プロのスタッフとして)可能性が増してしまっているのではないかと危惧しています。

そして、それは今後、参加者が増えて来るにつれ、その傾向は強くなっていくのではないかと思われます。

 

それは、その方が多くの参加者にとって「一般的」だからです。

参加者と運営側が一緒に「みんなで」作る機会より、誰かプロの人たちによって出来たサービスをただ享受することの方が、断然多いからです。

 

リア二はレイヴだと思います。

レイブ (音楽) - Wikipedia

 

主催のちへさんからもレイヴという言葉が出ますし、クラウドファウンディングによって無料開催を目指すその資金形態や、ボランティアによって構成される運営形態は、やはりレイヴ、それもその発祥の形に近いフリーレイヴに属すると言えるでしょう。

しかし、レイヴということを表立ってリア二が謳うことはなかったと思います。それくらい、レイヴという言葉は普及していないし、同時にレイヴという文化は定着していません。

 

そして、今回、リア二10は、その資金源であるクラウドファウンディングの結果によって、「有料」部分を作らざるを得なくなってしまった。

そのことにより、こちら側とあちら側が、参加者の中に発生してしまっていて、それが柵が仕切られてしまっていた。

これはどうしようもない現実で、参加者は常に物理的にそれを意識することを強いられてしまっていた。

そして、その壁の横に実際に立つのは「運営」の人間なのです。その現実を壁とともに、ボランティアのスタッフの人たちは図らずしも象徴してしまう。

 

レイヴに対称的に存在するものとしてはフェスが挙げられると思う。

フジロックサマソニなどが代表する、あのフェスである。アニメ関係でも色々あると思う(僕はとてもそこらへんに疎いんだけど、アニメロサマーライブとか?)。

リア二10は、リア二のレイヴとフェスの間にあるその危うさを、あの柵によって目に見える形にしてしまったと思っている。それはクラウドファウンディングの結果だ。仕方がないことではある。そして、クラウン度ファウンディングである以上、ある意味、クラウドがそれを望んだと言うことでもある。

そして、音のことや権利問題など様々な理由があったんだとは思うが、メインステージの囲われ感は、特にその現実を感じさせてしまっていた。その囲われ感は、フリーの参加者たちに疎外感を感じさせただろうし、「あちら側」と「こちら側」の間に(とても安い破格の金額とはいえ)お金があること意識させたと思う。

 

 

そして、それらの柵が最後まで壊されなかった事が、良くも悪くも今後のリア二を象徴していくのだと思っている。

 

 

そして、それらが示す方向性は「出演者」にも出ていたと思う。

僕はその方向性自体は正しいと思っています。

リア二10はネクストを示した。

そう思います。

 

 

 

 

 

あと、これは考え方の違いかもしれませんし、試行錯誤の経過なのかもしれませんが、気になったことがあります。

僕がイベントを作るときには、メインステージとかセカンドステージという言い方はなるべく避けました。メインやセカンドという順番ではなく、僕は、それぞれに求められる役割が違い、その役割の違いによって求められる音が違うだけだと思っていたからです。

リア二10は、音量によって、メインとセカンドがはっきりと格差づけられていました。同時に、求められる役割によってステージが割り当てられていたとは僕には思えなかった。そこがとても気になったし、ちぐはぐに感じられました。

それらが合致していたのはサイレントステージことカザナミパリピ道ブースだったと思います。僕はあのステージが大好きです。

これは少し、個人的に残念だったことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然新年会をやりました。

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仙台からB.Toriyamaさんが名古屋に遊びに来るとのことでしたので、新年会をやることにしました。

1月4日という正月気分も抜けきらない日程にもかかわらず、たくさんの人に協力していただき、とても楽しい新年会になったので、その模様を少しだけ紹介いたします。

 

開催に至る経緯はこちら

togetter.com

 

19:10〜 BASS!ck(misaki & ch@ken)

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20:00〜 DJ声優パラダイス

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20:45〜 ヒロイリフネ

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21:30〜 B.Toriyama

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22:30〜 かのんびーつ B2B neru_kun

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※かのんびーつさんは事務所から顔の写った写真の掲載許可がおりませんでした。ご了承ください。

 

23:20〜 Mukai

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※Mukaiさんの写真の編集作業中、何者かにハッキングされました。ご了承ください。

 

24:05〜 Massive

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24:50〜 西村飯店

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シメ oblonger

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締めの挨拶 oblonger

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その日の低音の様子

西村家のサウンドシステムが入り、低音が鳴り、その振動による特有の現象が見られました。ご確認下さい。

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その日の音の様子

その日の感じを伺い知ることができるミックスが複数確認されています。ありがたいことです。

www.mixcloud.com

www.mixcloud.com

soundcloud.com

www.mixcloud.com

www.mixcloud.com

 

写真を提供してくれた いちみん。さん、突然フライヤーの西村ちゃんを描いてくれたるーにゃんさん、告知に協力してくれたたくさんの方々、最高の場所とお酒を提供してくれたアニソンBARリレーション、そして平日なのに来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。

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リアニに行ったことがない僕がリアニの感想を語るという馬のションベン以下の価値しかないブログ(追補改訂版)

7月10日・参議院選挙の日。東京は歌舞伎町で、リアニ9が開催された。

僕は、過去のリアニに行ったこともないし、今回のリアニ9もツイッター越しにその様子を覗き見ていただけだから、リアニが「本当は」どんなイベントだったのかを語るすべはない。一切ない。びっくりするほどない。

なので、今、ここに書かれる事に一切の価値はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

今回のリアニの僕的な最大のトピックスは、ラインアレイスピーカーの設置とフロア中頃にある「追いスピーカー」でした。

ラインアレイは、均質な音を広くて人の多いフロア全体に届けるのに適しているわけで、さらに追いスピーカーと来れば、野外という事を言い訳にせずに、フロア全体にきっちり音を届けるということを強く意識したチョイスとなのかなーと思いました。音そのものの話題が今まで少ないなーと思っていたリアニ(羽田空港回は除く)としては、これはすごいことだと思いました(あくまで個人の感想です)。

※追いスピーカー(正式名称はディレイスピーカーというそうです)については、正しい情報が文章末に追加されています。情報ありがとうございました。

そのうえで、音量の監視(付近住民による?)も常にしていたようで、「街中」で行うことを常に意識している(意識させられている)ことも伺えます。

これはリアニが「共存」だったり「持続可能性」だったりを強く意識しているからだと思います。

PAさんは、会場全体にいい音を盛り上がるように届け、なおかつ、会場外の人には不快にならないように気を使わなければなりません。壁1枚すら隔てていないのに、です(防音設備が整っているであろう常設のクラブでさえ騒音問題には神経を尖らせている昨今なのに!)。これは普通に考えて相反する課題に対し最適解を常に出し続けなければならない難問です(「常に」というのは、音源はどんどんパーティーが進むにしたがって変わっていくから調節しつづけなければならないからです)。

このような難問は野外で音を出す以上、宿命なのかもしれません。ですが、街中では音の他にも注意しなければならない問題があります。

パーティーって、仲間と騒いで飲んで踊って歌って日頃の憂さを晴らす非日常空間であり儀式です。そんなところを、街中でやるとたまたま通りがかった「日常」側の人たちに「聞かれる」だけでなく「見られる」のです。普通だったら死にたくなる状況ですが、街中で行うと否応なくそうなってしまうのです。そのうえで「日常」側の人たちが「どう思うのか?」にも配慮しないといけません。「こわい」とか「気持ち悪い」って思われたら、共存できないし、持続可能ではなくなるからです。街中で音を出しパーティーをするってことは、いろいろな意味で、その「街」と対峙する事を余儀なくさせられるのです。

我を忘れて騒ぎつつ他者の目を配慮できるフロアづくり。

DJとは別の視線で、誰かがフロアをコントロールしなければなりません。しかし、コントロールするにも限界があります。だって3000人ですよ? 無理でしょ。

コントロールは無理だとしたら、フロア自身に「共存」ということを理解してもらわなければなりません。クラブの中でパーティーをしているのではないから、クラブは守ってくれない。このパーティーは社会と直で向き合っているんだっていうことを、パーティーの参加者一人一人が理解していなければいけない。

言葉で書くと、めんどくさい。こんな難しいことを楽しみながら楽しませながらどうやって実行しているのか。僕は行ったことないから想像もできません。

ただ、主催側とお客さんの間をつなぐ、「人」と「金」がその役目を担っているのかなーって気がします。人とはボランティアスタッフで、金とはクラウドファウンディング。この二つが、うまく有機的に機能して「みんなが作るリアニ」になっているんだろうなと思います。

そう書くと簡単だけど、正直、「みんなで作る」なんて、一人で作るよりむつかしいです。ほんと、すげーなっておもいます。

 

 

 

あと、リアニのフロアが向き合ったのは、外の「社会」だけではないと思っています。

ここからは、リアニに行ったことないので完全に妄想です。

寝言です。いいですか?寝言だから寝てから言いますよ?

 

 

 

リアニのフロアが向かい合ったもの。それは「音楽」です。

 

 

 

うわ、エッモww

 

いや、でもまぁ、そうだと思いますよ。

だって、アニクラってやっぱりアニメを通して音楽を聴いてるんですよ。VJが流したアニメの映像、そのアニメを見たという記憶、そのアニメが面白かったという思い出補正、そのアニメの好きだったキャラ、その声優さんやそのアニメを撮った監督さんの他のアニメや……そんないろいろな思い入れ、アニメの情報のタグでつないでいくDJの選曲はよりその補正を強くしていくことでしょう。アニクラでは、音楽単体とは向き合わないんです。必ずアニメというフィルターを通した状態でないと音楽とは向き合わない。アニクラって、そういう空間作りになってるんです。アニメでみんなと繋がっているからこそ、アニクラにはすごい一体感が生まれるんです。

でも、アニクラがアニメでフロアをつないでいたのでは、おそらくは生まれてこないであろうものがあります。

グルーヴです。

同じフロアにいるみんなが、同じ音楽に陶酔し同じリズムに身を委ね、無心に体を動かす。

音楽が、音楽だけが、フロアにひとつにするという現象。

これがフロアにおけるグルーヴなのかなと思います。

で、それがグルーヴだとすると、アニクラにおけるアニメという接着剤はグルーヴ形成の邪魔をします。アニメへの思い入れはそれぞれですし、そもそもこのアニメ最高ってなったら、足止まりません?? VJが曲に合わせて最高の場面を流せば、普通に足止まりるでしょ??

オレンジかかってるところで、クリスマス回に裸足で路上へと駆け出していく大河の映像流れたら、踊ってる場合じゃねぇでしょ??

当たり前の話ですが、アニメでは踊れないんです。(一応書いておきますが、これはどっちが上とか下とかそういう話ではないです。アニクラではグルーヴは生まれないとも言っていません。アニソンならではのグルーヴをフロアに生むすごいDJさんも何人もいます)

 

で、リアニ。

ツイッターとかで見ている限り、リアニにもVJはいますが、どうやらアニメに帰属したVJをしているのではないようです。あくまで音楽に即したVJをしているようです。

そして、アニソンではないDJさんも登場します。それも添え物なんかじゃない最高の本物が。

剥き出しの音楽です。リアルなクラブミュージックです。

フロアは、音楽「だけ」と向き合うわけです。

向き合っちゃうわけです。

友達と遊びに行ったら、なんか友達が可愛い女の子が連れてきてて、しかもフリーみたいで、友達を介しながらそれなりに会話してたら、いきなり友達がトイレに行っちゃって、かわいい女の子と二人きりになっちゃうみたいな……

自分で書いてて、だんだん意味がわからなくなってきましたが……

そう!いきなり北村が席を立って、かわしまあみと向き合っちゃうような気まずさ!

あ、よくわかんないや。

まぁいい。

リアニには、音楽がある。 

アニメもあるけど、音楽がある。

音楽だけじゃなくって、アニメが好きな人たちのための音楽がある。

すっごく音楽と向き合う、向き合わされるって環境があると思うんですよ。

だから、リアニのフロアには、他にはない独特のグルーヴがあると思うんですよ。

僕、行ったことないから妄想なんですけどね。

 

あ、そうそう。そういえばVJの件で、僕が気になったひとつに、リゼロ×リアニ効果でVJがリゼロの公式映像を流した(らしい)ということなんです。リアニでアニメの公式の映像が流れたって、これ、わりと転機な気がするんですけど、フロアの様子はどうだったんでしょうね。どういう感じになったのかすごく気になります。なにしろ行ってないので。

あと、リアニでアニメの映像を流せたって、すごいなって思うんですよ。ワンフェスみたいだな!って思……

……この話題にはこれでおしまい。なんとなくやばい気がするので。

 

ま、そんなこんなで、常にアニソンを軸にクラブミュージックも取り込みつつ盛り上がっていくリアニが、9回と数を重ねていることについて、そしてリアニが示すアニクラの未来について、ちょっと立ち止まって考えないといけないのかなーとは思っています。

アニクラは、今後、アニへ寄っていくのか、クラへ寄っていくのか。

アニへ寄っていくとしたら、どんなDJが求められ、どんなイベントが求められていくのか。シーンは大きくなるのか、小さくなるのか。

クラへ寄っていくとしたら、DJはどうあるべきなのか、どんなイベントが求められていくのか、メジャーを目指すのか、アンダーグラウンドへと回帰していくのか。

そして、リアニはどこに立ち位置を求め、どうなっていくのか。

 

それは僕、行ってないからわかんないんですよね〜(ぉぃ)

 

 

ところで、ずっちゃんってかわいいですね。

 

 

 

 

 (追補)

リアニ主催のちへさんより、「 1個だけ現場に来てなかったからわからなかったことを訂正しておくと、ディレイタワーは最初、フロアの後ろをフォローしてたんですが、サイレントとの干渉と音圧の問題で、結局フロア前方に向けましたw で、結果的にステージ前部の音圧が上がりました。」との指摘をいただきました。貴重な情報、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最後に、アニクラの未来の話をしよう。おそらく、これからのアニクラは 「よりわかりやすく」 「より盛り上がる」 そういうものになると思います。 一体感。それはアニクラの最大の「強み」でしょう。 ただ、それだけがアニクラでしょうか。 それだけがクラブでしょうか。 それだけがDJでしょうか。 僕は「新しいプレイ」を見たい。 盛り上がるのもいい。みんな「わかる」のもいい。 でも、それだけではない……はずです。 少なくとも、DJはそれだけではダメだと思う。 僕は、アニクラでしか見られない「自由で」 「より高度な」プレイが見たい。 メインを喰うセカンドを。 盛り上がるプレイより酔わせるプレイを。 このイベントはこれで「終わり」です。 アニクラを愛する人々よ。 さぁ、「何か」をはじめよう。             

2016.4.03.  西村飯店

アニクラやめました。

アニクラDJやめました。

アニクラのオーガナイザーもやめます。

 

なんか、いろいろ書こうと思ったけど、辞める人がなんか書くのもダサいので、これで終わり。

今まで、いろいろとありがとうございました。

 

2つのジャンルを横断するってこと。

今日は、ステマをしますね!(爽やかに)

 

さて、以前に「ベースミュージックアニクラガイド」ってエントリーを書きました。

animarke.hatenablog.com

 

そこにも書いたのですが、ベースミュージックとは何かというと、ざっくり「普通のスピーカーでは鳴らないくらいスッゲー低い音が入ってるダンスミュージック」のことです。

具体的には、50hzとか40Hzとかそれ以下とか、そんな低い音で出来たキックとかベースがたくさん入ったダンスミュージックのことです。

これくらい低くなると、音というよりは、もっと直接的に空気の振動です。いや、音ってそもそも空気の振動なんですけど、それを「体感」できるんです。

よく音のシャワーとか言いますが、もう音の土石流みたいな感じですね。喩えではなく、リアルに立ってられないくらい。それこそ足元をすくわれるような振動が、音楽に合わせて襲ってきますので、自然と体が動き出す……そんな体験ができちゃいます。

 

ただ、欠点というか、そんな「音の土石流」みたいな低音は「現場」でないと体験できないんです。自宅にどんなに高級なオーディオを揃えても、これだけは難しい。音の性質的に、低音は壁とかではあまり遮断できないので、大音量で低音を鳴らしたら、がっつり近所の人から苦情が来ます。だから、震えるような低音は自宅では無理なんです。

実際、僕も持ってるスタジオモニターで使われてるウーファーで純粋な40Hzの低音を「それなりの音量」でうっかり鳴らしてしまったところ、隣の奥さんが「ぎゃっ!」って叫びましたから。で、「さっきの何? 何だったの?」って。音として認識できなかったんでしょうね(ニコニコ)

つまるところ、「低音」をがっつり鳴らした「ベースミュージック」は、クラブという「現場」でないと体験できないんですね。

それは気軽に楽しめたいというところでは欠点なんですが、逆に考えると「クラブにわざわざ足を運ぶ理由」として十分なものの一つになっていると思います。

 

さて、アニクラにもベースミュージックの波が来ています。

 

大阪の「トラニメ」や東京の「ギグテク」など「アニソン」と「ベースミュジック」を謳っているイベントは勿論のこと、その他のイベントでも、今後は「ベースミュージック」を意識することが多くなっていくと思います。

 

理由は2つ。

 

1)アニクラの実績が、いろんな箱にも認められ、低音が出る「いい箱」でもアニクラができるようになってきたため。

 

2)クラブミュージック自体、ベースを意識したものが増えており、アニクラで使う音源自体もベースミュジックの影響を受けたものが出てくることが予想できるため

 

3)ベースミュージックのファンにアニメファンが多いため

 

あ、3つだった。

 

アニソンって、実はジャンルであってジャンルではありません。アニメに使われる音楽は全てアニソンなんです。だからこそ、アニソンは自由で音楽的に幅が広く、また新しい試みも取り入れやすいのです。

アニソンって常に新しいんです。だから、よくアニソンDJって難しいって言われるんですね。

 

そんなアニソンが新しい潮流であるベースミュージックを見逃すわけないんじゃないかなって思いますし、低音の効いた音楽に慣れ親しんだ人が、低音の出せるハコに来たら、ベースの効いた音楽を求めるのは、僕はある意味、当然の帰結だと思います。

 

 

だから、2016年、アニクラにベースミュージックは来ます。

 

 

さて。

 

二つの異なるジャンルを結びつけるのはどんな時も「人」です。

アニクラとベースミュージックを結びつけるのも「人」であり、そしてその重要な位置に「DJ」がいるのは、異論はないでしょう。

 

 

 

 

だいたい2つのジャンルを横断するのはとても大変なのです。

純粋に2倍お金も時間もかかるからです。

音源も2倍、行くイベントも2倍、何もかも2倍……

だから、優先順位を決めて。自分の中でうまくやっていくわけですが……

まぁそんなにうまくいくわけないんですけどね

 

そんな大変なことをしているDJが、

アニクラとベースミュジックをまたにかけるDJが、いるのでしょうか。

 

います。

ちゃんといます。

 

とある東京のベースミュージック中心のレコードショップの店長さんに「なんでベースミュージック好きな人はアニメアイコン多いの?」って真顔で聞かれました。それくらい、実は多いんです。

 

 

そして、そんなDJのうちの一人が、日本のベースミュージックの一番大きな舞台「OUTLOOK JAPAN」に出るため、戦っています。

 

彼の名は、Massive

 

アニソンDJとしては、「ニートちゃん」や「星井マッシブ」の名義の方が通りがいいかもしれません。

 

彼は昔から、クラブミュージックもアニソンも好きで、アニソンリミックスには風当たりがキツイと言われる名古屋の地で、ずっとアニソンリミックスでDJをしてきました。

「けっ、アニリミかよ。いいから原曲流せよ」

時に、フロアのお客さんにそう言われながら。

 

勿論、アニソンの原曲でもプレイはできます。実際、昔から追いかけているアイドルマスター関連では原曲でプレイすることが多かったはずです。

(昔、「僕が持ってないアイマス音源は数個しかないと思う」っていう彼の言葉を何度か聞きました。アイマスって音源がやたら多いことで有名なのに)

彼は、信念を持って、アニソンDJとして、いつもプレイしていたんだと思います。

彼は、決して器用な方ではなく、生き方もDJも、むしろ不器用な方だと思います。

アニソンが本当に好きなんだと思います。

 

そんな彼が、今は、ベースミュジックに焦点を絞り、真摯に挑戦を続けています。

 

彼は今、OUTLOOK出場をかけたトーナメントのセミファイナルを戦っています。

 

そんな、しのぎを削り合う大きな舞台に立つことで、彼は、とても大きなものを得て来るだろうと思います。

 

そして、彼が掴んだもので、きっといつの日か、アニソンでも、僕らが見たこともないようなプレイを見せてくれるんじゃないでしょうか。

 

そんな日を夢見て、僕は、ニートちゃんを応援しています。

(こんなこと言うと、「今はMassiveなの!」って怒られそうですが)

 

Road to Outlook Jp 2016 セミファイナル | Facebook

 

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※よかったら、リンク先のミックスを聞いてみてください。で、もし聞いいて見てよかったら、FBのページに「いいね!」をしてください。

 

 

 

ステマするって言いいましたが、勝手に応援してるだけなので、ステマとは言わないかもしれません。その時はすいません。

 

※後、僕の知っている限り、もう一方、アニソンDJがセミファイナルに出場しておられます。知ってらっしゃる方は、その方も応援していただけると幸いです。

 

 

 

 

 

マズローのDJ欲求階層説

アブラハム・ハロルド・マズロー(1908~1970)は、DJの生態を研究し、「DJの持つ内面的な欲求は5段階に分かれており、低次の欲求が満たされると、より上位の欲求を満たそうとする」と説きました。これがマズローのDJ欲求階層説です。

 

1 生理的欲求

DJの持つ「DJしたい」「人前でまわしたい」という生き物としての基本的な欲求です。

生理的欲求が満たされないと、苛立ったり、ツイートが荒れたりします。

 

2 安全欲求

安全にDJがしたいという欲求です。

とにかく事故らないようにDJを終わらせたいという欲求です。「音が止まるかもしれない」「接続がうまくいっていないかも」という不安があるとそれ以外のことは考えられなくなります。

上記二つの基本的欲求が満たされないと、DJは強いストレスを覚えます。

 

3 所属・愛情の欲求

皆から受け入れられたい、レジデントDJになりたいという欲求です。

 

4 承認の欲求

いいDJをして、周りから注目され、認められ、称賛されたいという欲求です。

オファーがたくさん来ることやレイヤーさんとツーショットを撮ることで満たされます。

 

5 自己実現の欲求

DJとしての個性を発揮したい、自分らしいDJをしたいという欲求です。

 

 

DJの欲求は「生理的欲求」から始まり段階的に欲求をクリアしながら、最終的には自己実現の欲求を満たそうとします。

これをDJ自己実現理論と言います。