自作キーボードはじめました(その2)
そうして、我が家に自作していない自作キーボードが来たのです。
(これは新型機で、うちに届いたのはクラシックと呼ばれるものです)
キーは全部で42個しかないです。キーが少ないと言われるHHKBより少ないです。具体的には、左手で使う方なんて、アルファベット以外は6個しかない。
そんなのどーすんだよって感じですが、レイヤーを屈指するわけです。レイヤー切り替えボタンみたいなのを設定して、それを押しながらキーを押すと別のキーになるよう設定できるわけです。まぁ、仮想キーみたいなもんですね。
こうなると、実際の物理的なキーの数とか制約ではなくなるわけですよ。逆にキーが少ない方が正義なんじゃね?って気分になってくるわけですよ。あくまで気分だけの話ですけどね。
で、いくら変な形してキーが少なくても、キーボードなので、つないでキーを叩くと普通に文字が打てるわけです。ところがキーに書いてある通りの字が打てるとは限らないのです。
キーに書いてあるのはアルファベットとなぜかロシア語(多分作った人の趣味)。しかも、修飾キーがそもそもない。
ちゃんと打てる気がしない。
「自作キーボードってハンダとかしないといけないんでしょう?」と思うわけで、すでに完成した自作キーボードなら問題なく使えるんじゃない?と自然な思考の流れとしてなるわけですが、そうじゃなかったのです。その認識は甘いのです。甘かったのです!
完成した自作キーボードを前にした我々が直面する問題は、
1)キーマップが普通じゃない
2)キーに書いてある模様とキーが一致するわけではない(見ながら打てない)
つまりは……
1)タッチタイピングできないと(ほぼ)使えない
2)キー配列を自分で設定しないと使いやすくならないし、そもそも覚えられない
自作キーボードって、キー配列を自由に設定できるんです。
どの程度自由かっていうと、かなり自由。ほぼ自由。出来ないことがないってくらい自由……というと言い過ぎですが、たとえば、Aの隣にGを置こうが、全部Altキーにすることすら可能なわけです。「長押しはctrlで普通に押すとEnterキー」とかもできるわけです。しかもレイヤーもどんどん重ねていくこともできるわけです
で、その設定って、C言語らしいんですよね……
それをしないと満足には使えないっぽい。
その上でタッチタイプ必須。
マジかー