アニソンDJは赤を叩くな
昨日はかなり、どうでもいい感じの極めて観念的な話をしたので、今日は実践的な話を。
「DJは赤を叩くな」
よく聞きますよね。聞いたことないなら、かなりヤバイと思ってください。
そもそも「赤ってなに?」って人は、置いていきます。義務教育じゃないんで。
DJは赤叩くなって言いますけど、まぁ、正直、海外から来た有名DJって、結構、赤叩くんですよ。でも、別にそれはそれでいいんです。僕もそこらへんの真偽はよくわかんないし、そういう音楽である可能性もあるし。
だからも僕は「DJは赤を叩くな」とは思いません。
でも、「アニソンDJは赤を叩くな」とは言いたいです。
アニソンDJは、赤叩いたら絶対ダメです。
いや、少なくとも、かなりの確率でダメです。
赤どころか、オレンジでも濃いオレンジはヤバイと個人的には思っています。
なぜか。
音が歪むからです。
なぜ、歪んだらダメなのか。
アニソンは、そもそも音源の時点でかなり無理してることが多いからです。
音源の時点で詰め込みまくってパンパカパンなのです。
ぶっちゃけ、歪んでいるんです。
アニソンDJに多いPCDJで考えましょう。
PCに入ってる音源が、PCの中の仮想ミキサーでミキシングされ、オーディオインターフェイスでアナログ化され、RCAケーブルを通じて、DJミキサーに入って、ミキシングされて、RCAケーブル通じて卓ミキサーにはいって、そっからグライコだのコンプだの通ってアンプにいって、スピーカーから音が出るわけです。
そんな大変な工程を経て音が出てるので、アニソンは壊れやすい限定フィギュアのように大切に扱いましょう。
おわり。